ワーケーション活用事例
株式会社テンアップ 代表取締役
プロフィール
中央大学商学部経営学科卒業後、大手コンサルティング会社にて上場サポートのコンサルティング部署を経験。
サラリーマン経験後2009年に独立。歯のホワイトニング事業を立ち上げ、全国に83店舗展開。その後、上場企業でのベンチャーキャピタルを経験。
2016年に株式会社テンアップを創業。メタバース空間を使った事業をしており「笑顔でつながるメタバース」をコンセプトとして活動。
株式に関する講師としても活躍しており、著作に「世界で一番わかりやすい 『株式投資』の学校 」などがある。
利用者としての声
私は、メタバースという技術で空間をつなぐ仕事をしているのですが、実際に地域に出向いて、にかほ市の空間に触れる機会ができたことは非常に良い経験ができたと思っております。
にかほ市のワーケーションで交流した地域事業者さんと通じて、にかほ市の市長さんと挨拶させていただいた際に、若い人材をにかほ市の会社に入れたいっていうお話や、にかほ市の経営者の高齢者問題という課題を伺いました。
当社のメタバースは企業の新卒採用でも使われており、その使い方は日本全国とその会社をつなぐという目的で使われています。
具体的には、全国の学生はその会社に興味があっても、通常のサイトだけではどのような会社かわかりません。そこで、メタバース空間で人事の方が、自社の全国の支店や実際の働く場所等を次々と案内することで学生さんにはサイトで見るだけではなくメタバースの空間の中で体験ができるようにしています。
にかほ市で聞いた、この地域の高齢化問題は日本各地の問題であり、さらにこの問題はいずれ世界中の問題へと発展していくものと考えています。
もし、にかほ市の課題をこのメタバースという技術を使って解決することができれば、このモデルはいずれ世界中に貢献できると考えています。だからこそ、現在にかほ市にある課題は貴重な課題であり、僕らが解決しなければいけないと考えています。
にかほ市の人口が増えるためには、「にかほ市を知る。にかほ市に行く。にかほ市に移住する」この大きな3ステップがあると思います。私の会社で作っているメタバース空間は、そもそも、にかほ市を知らない方に対して、オンラインだけどにかほ市を知って、「にかほ市って楽しい場所じゃん、実際に行ってみよう」というステップ2の「行く」に繋げることができるかなと思っています。
次に多くの人が、にかほ市に行った際には、今度はその場所でにかほ市を好きになり、移住又は第二の故郷のように通ってくれるようにならないといけません。その為には一度にかほ市に行った人と、にかほ市の人が定期的にメタバース内で交流し、オンライン上であっても交流人口を増やし接点を持ち続ける必要があると思っています。
メタバースで一番盛り上がっている場所が、にかほ市で、多くの若者が実際に、にかほ市を訪れるようになり地域が活性化する。こんな未来を目指して今後も、にかほ市に伺えればと思っております。